リモートワークやおでかけ控えで、おうちで過ごす時間が増えた近頃。
そんなおうち時間にぴったりなのが、「おこもり美容」です。
時間に余裕がある今だからこそ、自分の美容習慣を見直してみませんか?
そこでこの記事では、おこもり美容の効果とカテゴリ別おこもり美容を紹介。
それぞれの手順やポイントをくわしく解説しています。
ぜひおこもり美容を活用して、おうち時間を楽しんでみてください。
Contents
おこもり美容とは?カテゴリ別おこもり美容に自宅ケアをチェック
おこもり美容とは、おうちにいる時間を活用したスペシャルケアのこと。
いつもは手が回らない部分まで丁寧にケアすることで、心も身体もリラックスしながら健康的な美しさを目指せます。
普段は仕事や学校で忙しい方も、週末や休みの日はケアに時間をかけられる方が多いはず。
おこもり美容は、美容の基本に立ち返って自分を見つめ直す時間といえます。
自分のライフスタイルや好みに合ったケアを見つけてみてください。
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【スキンケア】基本のお手入れを見直す
おこもり美容をはじめるなら、基本のスキンケアを見直しをしてみてください。
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落とす美容(クレンジング/洗顔)
スキンケアを見直すなら、丁寧なクレンジングと洗顔をすることが重要。
しっかりと汚れを落とすことで、その後のスキンケアの効果を高められます。
【クレンジングのポイント】
- マスカラやリップなどのポイントメイクは、ポイントメイクリムーバーで落とす
- クレンジングや洗顔の前に蒸しタオルやフェイススチーマーで肌をあたためる
【基本のクレンジング方法】
- 石けんで手を洗う
- 乾いた手にクレンジングを適量とる
- Tゾーン(額、鼻)→Uゾーン(頬、あご)→目元、口元の順番になじませる
- 手で小さな円を描きながらやさしくクルクルと滑らせる
- 少し冷たいと感じる程度のぬるま湯(34~36℃)で20回以上すすぐ
【洗顔のポイント】
【基本の洗顔方法】
- 泡立てネットなどを使って洗顔料をしっかりと泡立てる
- Tゾーン(額、鼻)→Uゾーン(頬、あご)→目元、口元の順番に泡をのせる
- 指の腹で横方向に力を入れずにやさしく洗う
- 少し冷たいと感じる程度のぬるま湯(34~36℃)で20回以上すすぐ
- 清潔なタオルやペーパーで軽く水気をとる
美白ケア
外出が減って紫外線を浴びないおこもり期間には、美白成分を取り入れるのがおすすめ。
メラニン※の生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ効果が期待できます。
※シミそばかすのもととなる色素のこと。
美白成分 | ハイドロキノン | レチノール(ビタミンA) |
効果 |
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向いている方 |
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はじめての方に おすすめの種類 |
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ハイドロキノンやレチノールの使用中は、肌がとても敏感になり紫外線の影響を受けやすい状態。
まさに外出しないおこもり期間にぴったりの集中ケアといえるでしょう。
ただし事前にパッチテストをして、肌に異常がないかを確認してから使用しましょう。
[/aside]特にはじめてハイドロキノンやレチノールを使用する方は、低濃度のものを選ぶことがポイント。
高濃度のもの、敏感肌の方は皮膚科で処方してもらうのがベターです。
また、使用後はいつもよりしっかり保湿ケアをするように心がけましょう。
化粧水はもちろん、乳液やクリームでしっかりとフタをしてください。
さらに、日中は「SPF30、PA+++」以上の日焼け止めをこまめに塗り直すのが大切。
家の中でも窓ガラスやレースカーテンごしに日光を浴びるので、必ず紫外線対策をしてください。
保湿ケア
おこもり期間中の保湿ケアは、毎日のスキンケアにブースター化粧品や美容液をプラスするのがおすすめ。
その後に使用するスキンケアの作用を高めて、肌を贅沢にうるおす効果が期待できます。
アイテム | ブースターオイル | 洗い流すフェイスパック |
効果 |
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おすすめの種類 |
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使用頻度 | 毎日 | 週1〜2回 |
ブースターオイルは日常使い、洗い流すフェイスパックはスペシャルケアとして取り入れるのがおすすめ。
基本のケアと合わせた保湿5STEPを、正しい手順で使用しましょう。
【保湿ケアの手順】
ちなみに、美容液の後にシートマスクを使うのも効果的です。
洗い流すフェイスパックと同様、週1〜2回の使用にとどめてください。
スキンケアの最後は、クリームでしっかりとフタをして、うるおいを閉じ込めましょう。
【ボディケア】隅々までケアしてもっちり肌に生まれ変わる
普段手が回らないボディケアをしっかりできるのも、おこもり美容のメリット。
ボディケアアイテムやマッサージをチェックしてみてください。
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身体のゴワつきケア(スクラブ/ミルク)
おこもり美容のボディケアには、スクラブやミルクで肌のごわつきケアをするのがおすすめ。
古い角質を除去して保湿することで、肌くすみや黒ずみ、乾燥肌の改善が期待できます。
特にゴワつきがちな「ひじ、ひざ、かかと」を中心に、気になる部分をケアしてみてください。
【ボディスクラブ】
- ボディソープや石鹸で身体を洗っておく
- 身体が濡れたまま※スプーン1杯程度スクラブを肌にのせる
※乾燥した肌に使う種類もあるため、事前に説明書を確認する - 力を入れずに円を描くようにクルクルとマッサージする
- 少し冷たいと感じる程度のぬるま湯(34~36℃)でスクラブを洗い流す
【ボディミルク】
- 手のひらにボディミルクを500円玉大とる
- ムラのないようやさしく肌になじませる
- 乾燥が気になる部分に重ねづけする
ボディスクラブは週に1〜2回のお手入れが目安。
やりすぎは肌を傷めてしまう可能性があるので、メーカー推奨の使用頻度を守ることが大切です。
また、ボディスクラブをした後は保湿が必須。
水分が多いボディローション→油分の多いボディミルクの重ね塗りがおすすめです。
おこもり期間にスクラブとミルクの角質ケアをして、ふわふわ肌を目指してください。
家庭用脱毛器でムダ毛ケア
おこもり期間にボディケアするなら、家庭用脱毛器でムダ毛処理するのもおすすめ。
毛を細くやわらかくしたり、生えるスピードを抑えて自己処理の頻度を減らせます。
- 前日に電気シェーバーなどでムダ毛を剃っておく
- 手を洗い、水気をしっかりと拭き取る
- 電源を入れ、好みの照射レベルやアタッチメントを調整する
- ムダ毛が生えていた部分に垂直になるように照射口をあてる
- 照射口を肌に密着させ、機械が発光するまで押しあてて照射する
- 照射後にピッと鳴ったら次の部位を照射する
使用頻度は、使いはじめのうちは1ヶ月〜2ヶ月おきがおすすめ。
毛が生えるのが遅くなってきたら、再び生えてきたタイミングで処理してください。
詳しい照射時間や回数は、取扱説明書の内容をよく確認しましょう。
おこもり期間で時間に余裕がある方はもちろん、脱毛サロンになかなか通えない方にもおすすめです。
光脱毛器をはじめて使う場合は、かならずパッチテストをしてから処理しましょう。
- 基本的な使い方にそって、出力レベル1(最も弱いレベル)に設定し照射する
- パッチテスト後、48時間程度肌の様子を確認する
- 肌に異常がなければ、パッチテストした出力レベルで使用する
→出力レベルを上げる場合:1レベルずつその都度パッチテストを実施する
出力レベル1で肌に赤みやかゆみ、腫れなどの異常が出た場合は、すぐに使用を中止してください。
症状がひどい場合は、皮膚科を受診しましょう。
出力レベル2以上で異常が出た場合は、レベルを下げて様子を見るのをおすすめします。
癒しのアロママッサージ(デコルテ/フット)
おこもりボディケアなら、アロママッサージで心も身体も癒されるのがおすすめ。
美肌、血行促進、老廃物排出、コリほぐし、リラックスといった効果が期待できます。
マッサージをするタイミングは、入浴後やストレッチ後がおすすめです。
- 首筋から胸元あたりにかけてアロマオイルを塗る
- 耳下のくぼみを5回ずつ押す
- 耳下→首筋→肩へさするようにおろす
- 鎖骨のくぼみを5回ずつ押す
- 鎖骨→肩→わき下へさするようにおろす
- 手を軽く握り、胸の中心から脇に向かってらせんを描くようにクルクルとマッサージ
- 脇下にこぶしを入れてを揉みほぐす
【フットマッサージ】
- ふくらはぎと太ももにアロマオイルを塗る
- 足の付け根を親指で5回ずつ押す
- 太ももの側面を上からこぶしで押す
- ひざ下から足首に向かって、両側面を親指で押す
- 足首から足の付け根に向かって、指の関節でさする
デスクワークや運動不足でこり固まった筋肉やむくみをやさしくほぐしましょう。
既製品もありますが、マッサージ時に使うアロマオイルをオリジナルで作るのもおすすめです。
キャリアオイルとエッセンシャルオイル(精油)を混ぜるだけで簡単に作れます。
混ぜる比率は、エッセンシャルオイルが1%濃度でOKです。
(例)
「キャリアオイル50ml:エッセンシャルオイル0.5ml(約10滴)
【お風呂ケア】こだわりグッズでリラックス
おこもり美容のお風呂時間は、求める美肌効果にあう入浴剤を使うのがおすすめ。
ゆっくりと湯船に浸かることで疲労回復、リラックスなどの効果が期待できます。
(参考:知っておきたい!入浴の3つの健康効果)
種類 | 特徴 | 向いている方 |
ソルト |
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ミルク |
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炭酸 |
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酵素 |
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生薬 |
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湯船の温度と時間は目的によって変えるのがポイントです。
- 就寝前などのリラックスタイム:38〜40℃程度で約10〜15分
- 朝風呂やお出かけ前:41〜43℃程度で約3〜5分
肌の乾燥を防ぐためには、長風呂は控えるのがベター。
水分を含んだ肌の角層が飽和状態になり、逆に保湿成分を放出してしまいます。
長めに浸かりたい場合は、セラミドやグリセリンなどの保湿成分が配合された入浴剤を選んでください。
常温の水を持ち込んで、水分補給しながら浸かるのもおすすめです。
おこもり期間はこだわりバスグッズですっきりデトックスしましょう。
お風呂で集中ヘアケア
お風呂美容をするなら、ヘアパックで髪を集中ケアするのもおすすめ。
蒸しタオル、ヘアセラム、シャワーキャップを使って、髪を保湿しましょう。
- シャンプー後、髪を絞りタオルで軽く水気をとる
- ヘアセラムを手にとり、毛先から中間(耳下あたり)までのばす
- 髪の毛の束をにぎってヘアセラムをなじませる
- 500wのレンジで1〜2分程度あたためた蒸しタオルで髪全体をくるむ
- そのままシャワーキャップを被り、湯船に5〜10分程度浸かる
- ぬるつきがなくなるまでしっかりとすすぐ
シャワーキャップの中に蒸しタオルを巻くのがポイント。
そのまま湯船に浸かることで、髪に温熱効果と保湿効果が加わり、美容成分の浸透を高められます。
ヘアセラムは「ホホバオイル、シアバター、セラミド、はちみつ、コラーゲン」などの保湿成分が配合されたものがおすすめです。
ぜひ週1〜2回程度のおこもりスペシャルケアとして取り入れてみてください。
おこもり美容でヘアケアをするなら、基本のケアを見直すことも大切です。
【基本のヘアケア】
基本のヘアケア+集中ケアで、おこもり期間に美髪を手に入れましょう。
おこもり美容とは、おうち時間を活用したスペシャルケアのこと。
心も身体もリラックスしてながら、基本のお手入れを見直してゆっくりと美容を楽しみましょう。
【カテゴリ別おこもり美容をおさらい!】
- スキンケア
→専用リムーバーや濃密泡洗顔で落とすケアを見直す
→ハイドロキノンやレチノールが配合された美白ケアを取り入れる
→ブースターオイル、化粧水、美容液、クリームの4STEPで贅沢に保湿する - ボディケア
→ボディスクラブやボディミルクで古い角質を取り除く
→家庭用脱毛器でムダ毛を処理する
→アロママッサージでデコルテやフットをほぐす - お風呂ケア
→バスソルトやバスミルクを使ってゆっくり湯船に浸かる
→丁寧なブラッシングと予洗い、ヘアセラム、ヘアオイルで集中ヘアケアする
丁寧なケアに癒されて、おこもり美容で自分磨きに挑戦してみてください。