美容液は、集中的な美容効果が期待できるアイテム。
20~30代から上手に使うことで、いつものスキンケア効果を底上げしてくれます。
とはいえ、「使い方がよくわからない…」「どのタイミングで使えばいいの?」など、疑問がある方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、美容液の正しい使い方をわかりやすく紹介。
あわせて、肌悩み別に美容液のおすすめの選び方も解説しています。
おうち時間で集中ケアに取り組みたい今だからこそ、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
美容液とは?20代、30代からの集中ケアにおすすめ
美容液とは、美容成分が多く配合されているスキンケアアイテム。
化粧水や乳液による基本ケアに加えることで、下記のような肌悩みを予防する集中ケアしてくれます。
- 保湿効果、うるおい補給
- 美白効果、シミ予防
- シワ、たるみ予防
- ニキビ予防(アクネケア)
- ハリ、弾力効果 など
美容液といっても化粧水タイプだけでなく、ミルクタイプ、ジェルタイプなど、テクスチャーも様々。
20代、30代から自分に合った美容液を使うことで、理想的な肌状態に整えられるでしょう。
いつ塗る?美容液を使う順番や塗るタイミング
美容液を使うタイミングは、化粧水のあとが一般的。
しかし、美容液のタイプや種類によってタイミングが異なるものもあります。
- 導入美容液:化粧水の前に塗る
- オイル美容液:用途によって使うタイミングが変わる
→美容効果を高める:化粧水の後
→肌をやわらかくする:化粧水の前
→うるおいキープ:スキンケアの最後
また、配合成分によって朝晩専用の美容液もあります。
使う環境によって肌トラブルを起こすデメリットがあるので、よく確認していきましょう。
朝は避けたい成分 |
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夜は避けたい成分 |
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レチノールは紫外線に弱く、日光にあたることで本来の効果が発揮されにくい成分です。
効果的に使用するためには、夜に使用するのがよいでしょう。
ベルガモット、アンジュリカルート、レモン、グレープフルーツも日中の使用は避けるのがベター。
紫外線を浴びると肌にダメージを与える「光毒性」という性質があるので、注意してください。
一方、夜用美容液に使うなら、UVカット効果のある成分は避けるべきでしょう。
寝ている間に肌の負担になって、肌荒れを引き起こす可能性があります。
自分に合う美容液を選ぶときは、タイミングや配合成分にも注目してみてください。
【美容液の正しい使い方】塗り方のコツを解説
美容液は使うタイミングはもちろん、正しい塗り方をするのが大切です。
美容液の使い方
- 適量をとる(2プッシュくらい)
- 手のひらで3~5秒ほどあたためる
- おでこ、両頬、あごに均等にのせる
- ハンドプレスしながら、顔全体に広げていく
美容液の適量は、一般的には2プッシュほどが目安。
ただし、商品によって異なるので、使用前に必ず確認しましょう。
美容液はコットンに浸透しにくいため、手で塗るのがおすすめです。
美容液を手で体温くらいまであたためてから顔にのせるのがポイント。
肌になじみやすくなり、美容成分の浸透力がアップします。
おでこ、両頬、あごの3点にのせたら、手のひらでじっくりと均等になじませましょう。
気になる部分にはさらにもう1プッシュ重ね付けしてもOKです。
間違った使用方法は、効果が半減するだけでなく肌ダメージを与える可能性があります。
- 適量を守らず1度にたくさん塗る
- 何種類もの美容液を混ぜて使用する
1回あたりの美容液の使用量を増やすのはNG。
肌への負担になりトラブルを起こしかねないので、適量を心がけましょう。
また、複数の美容液を混ぜて使うのも避けてください。
お互いの成分が反応してかえって効果が薄まる可能性があるので、使用する美容液は1つに絞りましょう。
効果を引き出すには保存方法や使用期限をチェック
最後まで最大限に効果を引き出すためには、美容液の保存方法や使用期限を守ることが大切。
【保存方法】
- 直射日光があたらない場所で保管
- 高温多湿を避ける
【使用期限】
- 未開封時:約3年
- 開封後:約1年前後
→なるべく半年以内に使い切る
美容液は、基本的に冷暗所で未開封なら3年間保存できます。
配合成分によっては劣化が早いものもあるので、開封後は半年以内に使い切るのが理想的です。
ただし、下記のような変化が見られたときはすぐに使用を中止しましょう。
- ツンとした臭いがする
- 色が変わっている
- テクスチャが固くなった
【美容液の選び方】毛穴やニキビ、シミなど肌悩みに合わせるのがおすすめ
自分に合う美容液を選ぶには、肌悩みに合わせて配合成分をチェックしてください。
肌悩み | おすすめ成分 |
毛穴 |
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ニキビ予防 | サリチル酸、レゾルシン、アラントインなど |
シミ | ビタミンC誘導体、コウジ酸、リノール酸など |
乾燥肌、敏感肌 | コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなど |
また、肌質に合わせてタイプを使い分けるのも、上手に選ぶコツです。
【化粧水タイプ、ジェルタイプ】
- 皮脂や汗でベタつきやテカリが気になる
- しっとりしたテクスチャーが苦手
- 普通肌~脂性肌
【ミルクタイプ、クリームタイプ、オイルタイプ】
- 洗顔後につっぱりやカサつきを感じやすい
- しっかりと保湿したい
- 普通肌~乾燥肌、敏感肌
配合成分とタイプを考慮して、使いやすい肌悩みを改善できる美容液を選びましょう。
美容液とは、美容成分が含まれている集中ケアアイテム。
適切に使用、保存することで肌悩みの改善に近づきます。
美容液の使い方
- 適量をとる(2プッシュくらい)
- 手のひらであたためる
- おでこ、両頬、あごに均等にのせる
- ハンドプレスしながら、顔全体に広げていく
- 化粧水のあとに塗る
- 直射日光のあたらない場所で保存
- 適量(目安は2プッシュ)を守る
- 1度に複数の美容液を使わない
美容液の選び方
- 毛穴:レチノール、ビタミンC誘導体、コエンザイムQ10など
- ニキビ予防:サリチル酸、レゾルシン、アラントインなど
- シミ:ビタミンC誘導体、コウジ酸、リノール酸など
- 乾燥肌、敏感肌:コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなど
ぜひ日常のスキンケアにプラスして、トラブル知らずの美肌を目指しましょう。