「顔色がどんよりして暗い…」
「疲れが顔に出て老けて見える…」
こんなふうに「疲れ顏」に悩んでいる方も多いはず。
疲れ顏は、スキンケアやメイクを頑張ってもなかなか改善できないのがネックです。
そこで今回は、疲れ顏の原因と対策をどこよりも詳しく解説。
効果的なマッサージやスキンケアのやり方、生活習慣の改善方法まで、トータルで紹介しています。
元気でハリのある顔を取り戻したい方は要チェックです。
Contents
老け顔の特徴をチェック!知らないうちに疲れ顔になってるかも…
疲れ顏とは、実年齢よりも老けて見えたり、疲労しているように見えたりする状態のこと。
下記に当てはまる方は、疲れ顏になっている可能性が高いです。
- 顔がむくんでいる
- 目元や口元、頬の皮ふがたるんでいる
- 目の下にクマがある
- ほうれい線やシワ、シミが目立つ
- 顔色が悪い、色ムラがある
- 毛穴が開いて肌のキメが粗い
- 肌荒れしている(ニキビができているなど)
- 唇がカサついている
顔のむくみやたるみがあると顔のハリがなくなり、実年齢より5歳老けて見えるといわれています。
また、毛穴開きやくすみなどの肌トラブルも疲れ顔の正体のひとつ。
顔色が悪くなると全体的に顔の印象が暗くなり、健康的には見えづらいでしょう。
メイクでカバーしながら、根本的なケアを毎日続けることが老け見え対策には重要です。
【疲れ顔を即効で解消】老け顔が若く見えるメイクのやり方
今すぐ疲れ顔をカバーするなら、メイクアイテムや化粧直しを工夫しましょう。
朝のベースメイクには、悩みに合わせてコンシーラーやコントロールカラー下地を仕込むのがおすすめです。
コンシーラー |
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コントロールカラー下地 |
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コンシーラーやコントロールカラーは、厚塗りしすぎないのがポイント。
アラが薄く見える程度を目安に、薄く重ねるのを意識してください。
ほうれい線やシワに塗るときは、溝になる部分を指で引っ張って伸ばして塗っていきましょう。
疲れてみえる顔にしない!午後、夕方のメイク直しのコツ
時短できるカバーメイクのポイントを押さえておけば、1日若々しい印象をキープできます。
午後から夕方にかけて老けた印象になりがちな方は、下記の方法でメイク直しをしてみてください。
時短カバー方法

- よれている部分をパフやスポンジで拭き取る
- コンシーラーでクマを隠す
- ファンデーションを塗る
- 頬骨高めあたりにチークをいれる
- ハイライトを目の下、眉下、鼻の下の3箇所にいれる
時間に余裕があるときは、ミストタイプの化粧水を吹きかけると乾燥対策になります。
肌の乾燥を防ぐことでメイクの密着度を上げ、若々しい印象をキープできます。
口元や目元だけなど、ポイントで乾燥しやすい方は、スティック美容液を使うのもおすすめです。
【疲れ顔を根本ケア】マッサージ、スキンケア、生活改善を取り入れる
老け見えしがちな疲れ顔を改善するには、毎日のケアで血行不良や乾燥を防止するのがポイント。
スキンケアのやり方や生活習慣を見直してみましょう。
- マッサージ:口角マッサージ、耳マッサージで血行促進
- スキンケア:高保湿アイテムで乾燥対策
- 生活習慣:睡眠、適度な運動、ストレス発散で疲れを溜めない
①マッサージで血行促進!たるみやむくみ、目の下のクマを改善
疲れ顔を解消するには、口角や耳のマッサージを取り入れるのがおすすめ。
血液の巡りを改善することで、血色感のある肌ツヤをキープできます。
耳マッサージ

- 耳の上下をくっつけるように握る、10秒キープ
- 耳の上をつまみ3秒キープ、くるくる回す
- 耳の真ん中をつまみ3秒キープ、くるくる回す
- 耳たぶをつまみ3秒キープ、くるくる回す
- 耳全体をほぐす
口角マッサージ

- 「アヒル口」を作って5秒キープ
- 歯がしっかり見えるまでにっこり笑う
- 笑った状態で舌を出し、上に向ける
- 舌を左右に動かす
特に体の冷えを感じる方は、耳マッサージから取り組んでみましょう。
血行を促進し顔色を明るくする効果を期待できます。
耳を揉むときは、耳内部を傷つけないように優しい力でマッサージするのがポイント。
1日1回、入浴中など体が温まっているタイミングでするのがおすすめです。
さらに、口角マッサージで表情筋を鍛えるのも効果的。
筋肉を鍛えることで血液循環しやすくなるだけでなく、口角があがって明るい印象を与えられます。
1日1回鏡を見ながら3往復を1セットとし、取り組んでみてください。
体の冷え対策を徹底するのも大切
体を冷やさない工夫をするのも、疲れ顏対策の1つ。
先述の通り、血行促進することで顔の印象を明るくしたり、肌トラブルの解消につながります。
- 生姜やネギ、にんにく、ごぼうを積極的に食べる
- 毎日湯船につかる
- 飲み物はなるべく常温で飲む
- ルームシューズやスリッパを履いて過ごす
- 指先を揉む
上記のような習慣をできるところから取り入れてみてください。

②保湿重視のスキンケアでエイジレス肌をキープ
疲れ顔を改善するには、高保湿成分配合のスキンケアアイテムを使うのが大切。
うるおいを与えることでターンオーバーが整い、肌トラブル防止効果を期待できます。
(参考:肌荒れの原因は「ターンオーバーの乱れ」かも!意味や周期、肌を整えるおすすめケアを解説)
化粧水や乳液を見直すときは、下記のような成分をチェックしてください。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- スクワラン
- プラセンタ
- コラーゲン など
肌に強いカサつきやごわつきを感じる方は、セラミド配合のアイテムがおすすめ。
みずみずしくハリのある肌になりたい方は、プラセンタやコラーゲンがおすすめです。
敏感肌の方は「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」の記載があるものをチェックしてみてください。
顏のたるみがひどい場合は、レチノール配合のアイテムがおすすめ。
コラーゲンやエラスチンの生成をサポートし、ハリのある若々しい印象の肌に導いてくれるでしょう。
効果の実感力を求める方は、「医薬部外品」「薬用化粧品」を選ぶのがおすすめです。
③生活習慣の見直しで疲労を残さない
生活習慣の見直しは、疲れ顏の改善だけでなく予防にもつながります。
疲労を残しにくい&疲労を感じにくい肌を作るには、インナーケアも実践してみてください。
睡眠 |
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適度な運動 |
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サプリ |
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まず、睡眠不足は目のクマやくすみなど、肌トラブルの根源。
夜22時~深夜1時には就寝し、最低でも6時間は寝ることを心がけましょう。
ストレスや疲れを感じている方は、就寝前にラベンダーやカモミールのアロマを使うのがおすすめです。
さらに、適度な運動は血行促進につながります。
「5分だけ早歩きをする」「階段を使う」など、無理せず続けられる運動法からはじめてみましょう。
また、サプリや栄養ドリンクを食事にプラスするのもベター。
「肌荒れの解消にはビタミンCやビタミンB、血行を整えるにはビタミンEや鉄分」など、肌悩みに合わせて選んでみてください。
手っ取り早く体の疲労回復をしたい方は、食後に摂取するようにしてみてください。
疲れ顔の正体は主に顔のむくみやたるみ、目の下のクマなどの症状からくるもの。
血行を整えたり、乾燥対策をすることで、疲れ顏を対策しましょう。
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【緊急対策】メイクで時短お直し
- よれている部分をパフやスポンジで拭き取る
- コンシーラーでクマを隠す
- ファンデーションを塗る
- 頬骨高めあたりにチークをいれる
- ハイライトを目の下、眉下、鼻の下の3箇所にいれる
→詳しく確認する
【根本から】疲れ顔解消方法
- 口角と耳のマッサージで口角をあげて血行促進
→マッサージ方法を確認する - 睡眠、運動、ストレス発散など生活の見直し
→おすすめ生活習慣を確認する - 高保湿アイテムを使用したスキンケア
→おすすめスキンケアアイテムを確認する
メイクカバーはあくまでその場凌ぎの対策であり、根本の解決にはいたりません。
疲れ顔を改善するためには、日々の生活に正しいケアを取り入れることが大切です。
明るく若々しいお顔を取り戻して、毎日いきいき過ごしましょう。
という方は、まずは体を温めるのを心がけてみてください。