スティック美容液はスキンケアやメイクアップの補助に役立つ、最近大注目のアイテム。
ただ「スティック美容液はどんなシーンで使う?」「どの順番で塗るのが正しい?」など、知られていないことも多いでしょう。
そこでこの記事では、スティック美容液の効果や使い方を詳しく解説。
さらにスティック美容液の目的別の選び方も紹介しています。
スティック美容液を普段のケアに取り入れてみたい方は要チェックです。
Contents
スティック美容液とは?効果をチェック
スティック美容液とは、その名の通り固形でスティック状の美容液のこと。
「保湿スティック」とも呼ばれ、リップクリームのような感覚で手軽に使えるのが特徴です。
基本的な効果は肌の保湿で、配合成分によっては美白※効果も期待できます。
※メラニン生成を抑制する働きのことです。
【スティック美容液のメリット】
- ピンポイントで保湿できる
- 乾燥によるメイク崩れを防げる
- メイクの上からでも使える
【スティック美容液を塗る場所】
- 目元(目の横や下)
- 口まわり
スティック状なので、乾燥や小じわが気になる部分のピンポイントケアに使いやすいのがメリット。
美白有効成分配合の美容液なら、シミがある箇所に集中的にアプローチできるでしょう。
それだけでなく、スティック美容液はメイクの上から使えるのも魅力の1つ。
目元や口元に塗っておくことで、乾燥によるメイク崩れの防止に役立ちます。
化粧ポーチに入れて持ち運びやすいサイズなので、外出先での保湿ケアやメイク直しに使いやすいでしょう。
【スティック美容液の使い方】メイク前の保湿や化粧直しに大活躍
スティック美容液は、主に「メイク前の保湿、普段のスキンケア」「化粧直し」で使うのがおすすめです。
使用シーンによって使う順番やコツが異なるので、チェックしておきましょう。
✔︎メイク前の保湿、普段のスキンケアでの使い方
- 乾燥が気になる部分にスティック美容液を塗る
- ハンドプレスや指によるタッピングで美容液をなじませる
- 化粧下地などを塗って普段通りメイクをする
✔︎化粧直しでの使い方
- メイクでヨレた部分をティッシュで軽く押さえる
- 気になる部分にスティック美容液を塗る
- ハンドプレスまたは指でのタッピングで美容液をなじませる
- ファンデーションやコンシーラーでカバーする
メイク時にスティック美容液を使う場合は、化粧下地の前に使うのが正しい方法。
乾燥している部分をスティック美容液で保湿することで、乾燥によるメイクのヨレを防げます。
気になる部分にクリームを乗せた後、指でタッピングしながら塗り込むのがポイントです。
ただし塗りすぎるとメイクがヨレやすくなるので、量が多いときはティッシュで拭き取ってください。
メイク直しに使う場合は、まずはヨレや皮脂をティッシュでオフ。
直塗りするのではなく、スティック美容液を指にとってからなじませるのが化粧をヨレにくくするコツです。
スティック美容液を塗った後は普段通りのメイク直しをするだけでOK。
化粧したての仕上がりをキープできるでしょう。
【スティック美容液の選び方】用途別に選ぶのがおすすめ
スティック美容液を選ぶときは、用途別に配合成分やタイプを使い分けるのがおすすめです。
購入するときは成分表示を確認しながら、下記のポイントに注目してみてください。
- スキンケアに使う
→求める効果に合わせて保湿成分、美白成分をチェックする - メイクのサポートとして使う
→色補正やツヤなど仕上がりや、使いやすい太さをチェックする
スキンケア:目的に合わせて成分をチェック
スキンケアでスティック美容液を使うなら、求める効果に合わせて配合成分を使い分けるのがおすすめ。
肌の乾燥対策なら高保湿成分、シミやくすみ対策なら美白成分をチェックしてみてください。
【保湿成分】
- セラミド
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- コラーゲン
- ブチレングリコール(BG)
【美白成分】
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- トラネキサム酸
- コウジ酸
- プラセンタエキス
- 4MSK
※メラニン生成を抑える作用があります。
乾燥小じわが気になる方は、セラミドやヒアルロン酸をはじめとする高保湿成分がメインの美容液がおすすめ。
例えば、目元は顔の中でも皮ふが薄く皮脂腺も少ない※部分の1つ。
(※参考:メディアージュクリニック青山院)
乾燥によってシワやたるみができやすいので、目元に年齢を感じる方は保湿成分に着目するといいでしょう。
シミやくすみが気になる方は、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸といった有効成分配合のアイテムをチェック。
シミなどの原因であるメラニン色素の生成を抑えてくれるので、あなた本来の肌色に導いてくれるでしょう。
メイク:コンシーラー機能やパール配合のものが便利
スキンケアでスティック美容液を使うなら、求める効果に合わせて配合成分を使い分けるのがおすすめ。
配合成分だけでなく、使い心地や仕上がりも商品によって異なります。
メイクの仕上がりにこだわる方は、機能性にも注目して選んでみてください。
- 色付きタイプ
⇒コンシーラー代わりになり、シミやそばかすをカバーできる - パール配合タイプ
⇒肌にツヤを与えて、肌色を明るく見せられる - ひんやりタイプ
⇒ひんやりした使用感でリフレッシュでき、日中のメイク直しにおすすめ - スティックの太さ
⇒目元など細かい部分に塗るなら細いタイプ、クマや頬に塗るなら太いタイプ
メイクの仕上がりを底上げしたいなら、色付きのものやパール配合のアイテムがおすすめ。
色付きタイプはコンシーラーの代用に使えるので、シミ、そばかすのカバーにぴったりです。
カラーコントロール(色補正)効果も期待できるので、色ムラやくすみ隠しにも使えます。
パールも配合されていれば、肌にきらめきを与えてさらに明るい印象へ導いてくれるでしょう。
また夏場などの暑い時期には、水分量の多いひんやりタイプがおすすめ。
クールなつけ心地で、化粧直しのタイミングにリフレッシュできます。
使いたい範囲に合わせてスティックの太さを変えれば、ストレスなく手軽に使えるでしょう。
肌の乾燥やシミをピンポイントでケアするなら、スティック美容液が便利です。
毎日のスキンケアやメイク前の美容にプラスしたり、外出先のメイク直しに使ったりと、シーンを問わずに活躍します。
用途別に配合成分、機能などをチェックして、正しい手順で使うと効果の実感力がアップするでしょう。
✔︎スキンケアでの使い方
- 乾燥が気になる部分にスティック美容液を塗る
- ハンドプレスや指によるタッピングで美容液をなじませる
- 化粧下地などを塗って普段通りメイクをする
【スキンケアで使うなら配合成分に注目】
- 乾燥小じわケア:セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなど高保湿成分
- シミ、くすみケア:ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、コウジ酸などの有効成分
✔︎化粧直しでの使い方
- メイクでヨレた部分をティッシュで軽く押さえる
- 気になる部分にスティック美容液を塗る
- ハンドプレスまたは指でのタッピングで美容液をなじませる
- ファンデーションやコンシーラーでカバーする
【メイクで使うなら機能面に注目】
- 色付きタイプ:くすみやシミをカバーしたい
- パール配合タイプ:ツヤ肌に仕上げたい
- ひんやりタイプ:夏場のメイク直しや日中のリフレッシュに使いたい
- スティックの太さ:目元などに塗るなら細いタイプ、クマや頬に塗るなら太いタイプ
保湿重視のものや美白重視のものなど、商品タイプは様々。
この記事を参考に、肌の悩みやメイクの仕上がりにマッチするスティック美容液を選んでみてください。