「メイクを直そうとすると、余計にヨレて汚く見える」
「夕方になると、顔がくすんで元気がなくなる」
時間が経つと気になるメイク崩れや肌のくすみ。
今回はメイクしたてのようにキレイにメイク直しする方法と短時間で直すポイントを解説します。
さらに崩れにくくするコツや便利アイテムも紹介。
早くキレイにメイク直しをしたい方はぜひ参考にしてください。
Contents
【ベースメイクの直し方】汚れをオフしてから重ねるのがポイント
まずは基本的なベースメイクの直し方を解説していきます。
【使用アイテム】
- 乳液、またはクレンジングシート
- 化粧下地
- スポンジ
→ファンデーション付属のスポンジでもOK
【やり方】
- ヨレた部分を乳液やクレンジングシートでオフする
- 手の甲に下地をだす
- 指にとって目の下の三角ゾーンに直接塗る
- スポンジのキレイな面で下地を拭き取る
→軽いタッチでトントンなじませながら取り除く - 軽くファンデーションをのせていく
→朝に使ったファンデを使ってトントンと重ね塗り
キレイに仕上げるには、最初にクレンジングシートや乳液でヨレた部分をメイクオフするのがポイント。
化粧下地をメイク落としの代わりに使ってもOKです。
汚れを拭ったら、手の甲に出した化粧下地を目の下の三角ゾーンに塗ります。
ティッシュなど使わず、直接塗るようにしてください。
Tゾーンやあごを直すときは、軽くスポンジでトントン汚れを吸い取るだけでOKです。
次に、スポンジで軽くトントンと叩きながらなじませます。
直した部分との差がでないように境い目もなじませるのが、キレイに仕上げるコツです。
このとき、ヨレていない部分はさわらないように気をつけましょう。
そのまま上からファンデーションを塗り重ねれば完了です。
一部のヨレやテカりが気になる場合の化粧直しのコツもチェックしておきましょう。
【ファンデーションのタイプ、アイテム別】ベースメイクをキレイに直すコツ
化粧直しをキレイに仕上げたいなら、ファンデーションのタイプ別に直し方を変えるのがおすすめです。
使用するアイテムやファンデーションを重ねるときのコツなどを解説していきます。
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リキッドファンデーション:スタンプ塗りでなじませる
【やり方】
- 手の甲に少量のファンデーションをとる
- ファンデ―ションを指になじませる
- 指の腹を使ってなじませるようにぬる
リキッドファンデーションを重ねるときは、指の腹を使ってスタンプするようになじませていきます。
頬の三角ゾーンに少量を置き、塗り広げずにトントンと軽く叩くのがポイント。
よりキレイに仕上げたい方は、ファンデーションをスポンジに含ませる方法がおすすめです。
ちなみに化粧直しに使うリキッドファンデーションは、薄づきでみずみずしいものを選ぶとベター。
厚塗り感なくナチュラルに仕上がるのでおすすめです。
パウダーファンデーション:力を入れずにひと塗り
【やり方】
- スポンジを軽く折って、跳ね返りの力だけでパウダーをとる
- 顔の中心から外側に向かって力を入れずに重ねる
- 崩れていない部分との境い目をなじませる
パウダーファンデーションは、力を入れずに軽くなじませるのがキレイに仕上げるコツ。
スポンジにパウダーを取ったら、顔の中心から外側に向かって力を入れずにスッと手を動かします。
重ねすぎるとヨレて余計汚くなるので、なるべくひと塗りで直すように心がけましょう。
また化粧直しに使うパウダーファンデーションを選ぶときは、下記を基準にしてみてください。
- マットタイプ
- 粒子が細かい
- ひと塗りでたっぷりつく
クッションファンデ:少量とってやさしくタッピング
【やり方】
- 軽いタッチで少量のファンデーションをパフに取る
- ポンポンやさしくタッピング
- 崩れていない部分との境い目をなじませる
クッションファンデーションは、ファンデーションをパフにつけすぎないことがポイント。
ファンデーションを取りすぎてしまったら、手の甲でなじませてから顔にのせるといいでしょう。
頬の高い部分からやさしくトントンと円を描くようになじませていきます。
境い目はファンデを足さずに、そのままぼかしてください。
ちなみに、クッションファンデは油分が多く伸びが良いものが多いです。
皮脂がでやすい時期は直しても崩れやすくなるので、パウダーで仕上げるとモチがよくなります。
【ポイントメイクの直し方】目元、口元はアイテムの併用、塗り方がポイント
よく動く目元や口元は、ポイントメイクの中でも崩れやすい部分。
ここでは、時間をかけずに直せて、崩れにくくするポイントメイクの直し方を紹介します。
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【アイシャドウ、アイライン】フェイスパウダーでキープ
【使用アイテム】
- マルチバーム
- 綿棒
- フェイスパウダー
- コーンシーラー(あると便利)
【やり方】
- 綿棒にバームを取る
- ヨレている部分(目の下)になじませる
→優しくぬぐうようになじませる
(余裕があれば目尻まわりだけコーンシーラーでくすみ隠し) - フェイスパウダーをはたく
→特に落ちやすい目の下をサラサラにする - アイメイクをなおす
ベースメイクと同様に、まずはメイクオフしていきます。
バームの代わりにメイク下地や乳液で代用してもOKです。
ヨレを直した後に、目尻の周りをコンシーラーでトーンアップさせるとキレイに仕上がります。
コンシーラーはトントンとやさしくたたき込むようにのせてください。
ヨレを直したらパウダーをしっかりのせることがポイント。
サラサラな状態にしておくと、直したアイメイクがキープしやすくなります。
【アイブロウ】油分をオフして部分的にかき足す
【使用アイテム】
- 綿棒
- ティッシュ
- フェイスパウダー
【やり方】
- とれている部分があれば綿棒でオフ
- テカり、ベタつきがあればティッシュで押さえる
- かき足す部分にフェイスパウダーをのせる
- とれている部分をかき足すイメージでつなげる
はじめに、はみ出ているや伸びている部分を綿棒でメイクオフしていきます。
皮脂が出やすい眉上は軽くティッシュで押さえるのがポイントです。
ティッシュオフした後、フェイスパウダーをのせましょう。
アイブロウはとれている部分だけかき足すのがポイントです。
毛の流れを意識して、なじませるのを意識しましょう。
【リップメイク】縦塗りでふっくらきれいに復活
【使用アイテム】
- ティッシュ
- リップクリーム
【やり方】
- リップクリームを塗って保湿
- リップ(口紅)を重ねる
- 軽くティッシュで押さえて余分なリップをとる
リップメイクを直すときは、リップを重ねる前にクリームで保湿していきます。
唇が汚れていたら、リップクリームを塗る前にティッシュで汚れを取っておくのがポイントです。
唇のシワは縦に入っているので、リップは縦方向に塗るように意識してください。
シワの部分までしっかり入り込んでふっくら仕上がるでしょう。
最後に軽くティッシュで押さえて余分なリップを取ると、ヨレにくくなります。
化粧直しにおすすめ!持ち運びに便利なコンシーラー、あぶら取り紙をチェック
「化粧直しでキレイな状態をキープしたいけど、荷物が増えるのはイヤ…」
そんな方は、ベースメイクアイテムを工夫するのがおすすめ。
特に、コンシーラーとあぶらとり紙に注目してみてください。
ポイントカバーに使うコンシーラーは、実はファンデーションの代わりに使えるアイテム。
柔らかく、伸びがいい、色が肌と合っているものを選ぶとベターです。
(関連:コンシーラーとは?必要?肌タイプ別おすすめの選び方と使い方・順番で肌トラブルをカバー!)
アールエムケー(RMK)
「ルミナス ペンブラッシュ コンシーラー」
ペン先が細いので、目元、口元などの細かな部分の修正に便利。
ストレッチ性も高く、ピタッと密着します。
柔らかくフィットし、重ねても塗った感がでません。
「隠す」といより、光の反射で色ムラをカバー。
ナチュラルな仕上がりなのに、つややかでつるんとした立体感をプラスし、メイクの完成度を格上げします。
メイベリンニューヨーク(MAYBELLINE)
「インスタントコンシーラー」
肌との接触面が大きいため、広範囲のお直しが楽にできます。
クッションチップでポンポンのせて伸ばすだけで、部分的にも全体的にもカンタンに素早くカバー。
付け方次第でナチュラルからハイカバーまで1本でムラなくお直しできます。
また、パウダーつきあぶらとり紙は、皮脂を抑えて肌をサラサラにキープしてくれます。
ベースメイクを重ねる前に使うアイテムが1つで済むので、スマートに持ち運びたい方におすすめです。
コーセー(KOSE)
「コンビニック セレクティ フラワー UVカット&毛穴カバーあぶらとり紙」
皮脂を抑えるだけで手軽にお直しが完了するので、メイク直しの時間が取れないときに便利。
皮脂を吸収しながらパウダーがつくので、お手洗いついでにサッと使えます。
SPF15、PA++とUV効果もあり。
パウダーがサラサラの心地よい肌と毛穴隠しを叶えてくれます。
スマートに化粧直しを済ませたい方は、ぜひベースメイクアイテムを工夫してみてください。
メイク直しは一度汚れをオフするのがキレイに直すコツです。
【ベースメイク】
- 下地でヨレ、汚れをオフ
→スポンジでポンポン吸い取らせる - ファンデーションを少量とって重ねる
→リキッド、クッション…スタンプ塗り
→パウダーファンデ…ひと塗り - まわりをぼかす
【ポイントメイク】
- 綿棒でヨレをオフ
→油分がある場合はティッシュオフ - パウダーでサラサラにする
- 崩れた部分のみ足す
重ねすぎると、厚塗り感がでたり余計に汚くなったりします。
重ねる量は少量、オフした部分のみ薄くを心がけましょう。
また持ち運びが面倒な方は、コンシーラーやパウダー付きあぶらとり紙などがあるとコンパクトになって便利です。
お直しのコツを押さえて、いつ見られても自信のある美しい状態を保ちましょう。