「爪を切り過ぎてうっかり深爪になった…」
「ネイルサロンの予約日までにすぐに爪を伸ばしたい」
このような悩みを抱えてる方へ、この記事では爪を早く伸ばす方法を紹介します。
ネイルオイルの塗り方やマッサージのやり方を動画つきで解説しているので、ネイルケア初心者も必見です。
少しでも早く理想の爪の長さを手に入れていきましょう。
Contents
【爪が伸びる周期と条件】1週間でどれくらい?どんな人が伸びやすい?
手の爪は1日で約0.1mm、1週間で約0.7mm、1カ月で約3mm伸びる※とされています。
(※参考:育爪サロン L’AMERIC)
爪がすべて生え変わるまでには、約3〜4カ月の周期が必要です。
また、爪が伸びやすくなるといわれる条件や環境は様々あります。
条件 | 詳細 |
---|---|
季節 | 夏は代謝が活発になるので伸びやすい |
年齢 | 年齢が若いほど爪が伸びやすく、年齢を重ねるごとに伸びにくくなる |
性別 | 筋肉量が多く代謝の高い男性の方が伸びやすい |
食習慣 | タンパク質を多く摂取するほど爪が伸びやすくなる |
睡眠 | 規則正しく睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、爪が伸びやすくなる |
とはいえ、爪を伸ばすためには季節や年齢、性別に関わらず、新陳代謝を高めるのが大切。
手をあたためたり、爪を保湿することで、爪の成長に必要な栄養が届きやすくなるといわれています。
毎日続けられるような簡単ケアを取り入れて、爪の成長をサポートしましょう。
【爪が早く伸びる方法4つ】やり方やコツ、選び方をチェック
前述したように、爪を早く伸ばすには新陳代謝を高めるのがポイント。
ここからは爪を早く伸ばす生活習慣を紹介していきます。
- ネイルオイルやハンドクリームで保湿ケアする
- ツボ押しやマッサージで血行を整える
- 食事から動物性タンパク質、植物性タンパク質をバランスよく摂る
- 就寝リズムを見直して夜間に睡眠をしっかりとる
ネイルオイルやハンドクリームで爪の乾燥を防ぐ
できるだけ爪を早く伸ばしたいなら、爪を保湿することが大切。
爪は肌の一部なので、肌と同じように乾燥します。
爪が乾燥すると代謝が低下するだけでなく、ひび割れや剥がれといったトラブルにもつながりかねません。
空気が乾燥しやすい冬だけでなく、紫外線が強くなる夏も手は乾燥します。
- キューティクルオイル(ネイルオイル)
- ハンドクリーム
などを使って、年間を通してうるおいを与えましょう。
▼ネイルオイルの塗り方
▼ハンドクリームの塗り方
ネイルオイル、ハンドクリームの選び方
十分な保湿効果を実感するためにも、植物由来のオイルが配合されたものがおすすめです。
- ホホバオイル
- スクワランオイル
- アボカドオイル
- 椿オイル
- アーモンドオイル
- オリーブオイル
ハンドクリームやオイルで爪を保湿して、爪が伸びやすい状態にしていきましょう。
マッサージで血行を促進する
手元が冷えやすい方は、マッサージで血行を改善するのが爪を伸ばしやすくなるコツ。
血流に乗って栄養も行き渡りやすくなるので、爪を早く伸ばせると考えられています。
- 爪の生え際から2mmほど下の両サイドを、反対の手の親指と人差し指で挟む
- 10秒ほどギュッと押す(3回)
- 他の指も同様にマッサージする
このマッサージでは、血行促進の効果がある「井穴(せいけつ)」というツボを刺激します。
少し痛みを感じるくらいの強さでぎゅっと押すことで、指がじわーっと温まってくるでしょう。
指に刺激を与えることで、自律神経の調整や体の抵抗力を高める効果も期待できます。
すべての指をマッサージしても3分ほどで終了。
電車の中や休み時間といったスキマ時間に取り組んでみてください。
シャワー派の人は湯船に浸かると効果UP
普段シャワーだけで済ませている場合は、湯船に浸かるのも爪を早く伸ばす近道。
湯船に浸かって体を温めたり水圧を受けたりすることで、指先まで血流がめぐりやすくなるからです。
実際に半身浴をするだけでも、シャワーの約3倍も血流量が増えることがわかっています※。
(※参考:内野株式会社)
体の冷えが気になるときは、お風呂にゆっくり浸かってみてください。
食べ物からタンパク質を摂取する
スムーズな爪の成長を目指すなら、食べ物からタンパク質を補うことも大切です。
そもそも爪の主成分は「ケラチン」というタンパク質で、皮ふが角質化してできています。
マッサージや保湿ケアで新陳代謝をあげながら、しっかりタンパク質を摂取しましょう。
「動物性タンパク質:植物性タンパク質=1:1」のバランスが理想的です。
【動物性タンパク質】
- 卵
- ヨーグルト
- 牛乳
- 鳥肉
- 豚肉
- 鳥レバー
- 豚レバー
- ロースハム
- あじ
- いわし
- かつお
- さけ など
【植物性タンパク質】
- 豆腐
- 納豆
- 豆乳
- えんどう豆
- ブロッコリー など
動物性タンパク質は肉や魚、乳製品に含まれるタンパク質。
体内でつくり出せない「必須アミノ酸」が豊富ですが、油脂が多いのがネックです。
(タンパク質はアミノ酸が集まってできる成分です)
一方で植物性タンパク質は、大豆食品や野菜に含まれるタンパク質。
油脂をほとんど含んでいませんが、必須アミノ酸を十分に補えません。
どちらも爪の成長には欠かせないので、バランスよく摂るのを心がけましょう。
爪を早く伸ばすなら、タンパク質だけでなくビタミンB群の摂取もポイントです。
- ビタミンB6:アミノ酸結合を促しタンパク質生成を助ける
⇒かつお、まぐろ、鮭、豚ひれ、鶏ささみ、バナナ、赤パプリカ、玄米などに豊富 - ビタミンB12:タンパク質の合成をサポートする
⇒あさり、さば、ほっけ、ほたて、しじみ、あじ、焼きのりなどに豊富
爪を少しでも早く伸ばしたい方は、上記の食材も積極的に摂っていきましょう。
夜間にしっかり睡眠をとる
早く爪を伸ばしたい方は、しっかりと睡眠をとるように意識するのも大切。
22時〜深夜2時までに就寝することが理想的です。
この時間帯は成長ホルモンの分泌が活発になるので、スムーズな爪の成長を期待できます。
ただし、とにかく長く寝るのではなく夜間にしっかり眠ることがポイント。
「毎日同じ時間に眠る」など就寝リズムを整えるのも意識しましょう。
爪が途中で折れるのを防止!伸ばしかけのネイルケアもチェック
爪をキレイに伸ばすには、ネイルケアを見直して途中で爪を折れないようにする工夫も必要です。
爪をどこかにぶつけたり空気の乾燥で水分を奪われたりしないためにも、まずはベースコートなどで爪をカバー。
爪の補強と保湿が期待でき、外部刺激から爪を守れます。
その上で、噛み癖やタイピング方法を見直しましょう。
気づかないうちに爪を傷めている可能性があるので、タイピングや缶などの開封は特に注意してください。
爪のケアで見落としがちなのが甘皮の処理。
余分な甘皮は爪の水分を奪って乾燥を助長するので、伸びたら取り除くことが大切です。
肌と同じように、爪も様々な影響で成長が遅くなったりスムーズになったりします。
爪を切り過ぎた方やネイルを考えている方は、今回紹介した方法を心がけて爪の成長を促してみてください。
- 保湿ケアを徹底する
⇒植物由来のオイルが配合されたネイルオイル、ハンドクリームを使うのがおすすめ - マッサージで血行を整える
⇒少し痛いくらいの強さで「井穴(せいけつ)」を刺激するのがポイント - 食べ物からタンパク質をしっかり摂る
⇒「動物性タンパク質:植物性=1:1」のバランスで摂るように意識する - 夜間に睡眠をしっかり摂る
→22時〜深夜2時までに就寝し、毎日就寝リズムを一定にする
また爪を伸ばしている期間中は、爪を保護することも大切。
折れたり割れたりしないように、ベースコートやマニキュアで爪をコーティングしておくと良いでしょう。
今回紹介した方法を試せば爪が早く伸びるのはもちろん、ツヤのある健康的な爪に成長します。
ネイルの仕上がりも一段と綺麗になり、爪を見るのが楽しくなるかもしれません。
指のマッサージをするときは、ハンドクリームやオイルを塗るのをおすすめします。