目を自然に大きく、可愛らしい印象に見せてくれる「涙袋」。
「生まれつき涙袋がほとんど目立たない」
「涙袋を大きくしたい」
など、女優さんやモデルさんのようなぷっくりとした涙袋に憧れる方も多いはず。
そこでこの記事では、筋トレと簡単マッサージで自然な涙袋を作る方法を解説。
あわせて涙袋をぷっくり見せる仕上がり別メイクも紹介しています。
さっそく今日から取り組んで、理想の涙袋を手に入れてください。
Contents
涙袋とは?ある人、ない人の違いは筋肉
そもそも涙袋とは、目の周りを覆っている筋肉のこと。
正確には「眼輪筋(がんりんきん)」という筋肉で、まぶたの開閉や笑うときに使われる部分です。
別名「涙堂(るいどう)」や「ホルモンタンク」とも呼ばれ、膨らみの部分にはホルモンが詰まっているともいわれています。
涙袋の有無は、生まれつきや眼輪筋の発達によって異なるもの。
目を大きく動かしてよく笑う方などは、涙袋が大きい傾向にあります。
涙袋の有無は健康状態には関わりませんが、印象を左右するパーツであることはたしか。
ふっくらとした涙袋は、目がぱっちりと大きく見え、フェミニンなイメージになります。
顔の下部分の面積が縮むことで小顔効果まで期待できるので、憧れる方も多いはず。
生まれつき涙袋が薄い方でも、眼輪筋を鍛えることでふっくら涙袋を手に入れられるでしょう。
目の下の膨らみが大きすぎる場合は、涙袋ではなく「目袋」と呼ばれるたるみの可能性があります。
涙袋よりさらに下方向に膨らみが広がっているのが特徴。
疲れた印象を与えたり、クマのように見えたりする方は要注意です。
きれいな涙袋を作るためにも寝不足、疲労、スマホやゲームのやりすぎなどは控えるようにしましょう。
【涙袋筋トレ+マッサージ】自然な涙袋の作り方
立体的な涙袋を自力で手に入れるには、まず眼輪筋を鍛えることが重要です。
下記のトレーニングをコツコツ続けて、天然のふっくら涙袋を目指しましょう。
- 両目の目尻と目頭を2本指(ピースサイン)で押さえ、動かないよう固定する
- 目線だけ天井を見るように上げる
- 力を入れるよう意識して下まぶたをグッと上げる
→イメージはまぶしいときの表情 - 30回程度上げ下げを繰り返す(1分間)
- 目に力を入れてギュッと閉じてキープする(5秒間)
- 目を大きく開けてキープする(5秒間)
筋トレ、マッサージ時は、目元をゴシゴシと強く擦らないように注意してください。
目元は皮ふが薄く、刺激を受けやすいデリケートな部分。
強く摩擦されると、かえって色素沈着やたるみの原因になりかねません。
肌の上で指を動かさないよう、目の両端をやさしく押すように固定するのが上手に鍛えるコツ。
眼輪筋に負荷をかけることでトレーニング効果が実感しやすいでしょう。
上記を1セットとして、朝昼晩の1日3回実践するのが理想的です。
アイクリーム/保湿クリームで摩擦軽減マッサージ
眼輪筋を指でトレーニングするときは、保湿クリームやアイクリームで保湿するのがおすすめです。
市販品を選ぶときは、下記のような保湿成分が配合されているかチェックしてみてください。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
- スクワラン
- アミノ酸
トレーニング前に、保湿アイテムを下記の手順で塗っていきましょう。
- 米粒大のクリームをとり、下まぶたに点置きする
- やさしくトントンと軽く叩きながら塗り込む
- 人差し指と中指で、骨部分のお肉をやさしく押すように揉み上げる
- 押し上げて涙袋がぷっくりとなったところでキープする(5秒間)
- 目頭から目尻に向かって③〜④を繰り返す
心地良いと感じる程度の軽い力でタッピングするのがポイント。
目にクリームが入らないよう、まつげの際までは塗りすぎないようにしてください。
コスメアイテム別!メイクで簡単ぷっくり涙袋の作り方
今すぐ涙袋が欲しい方は、メイクを工夫するのも1つの手段。
理想の涙袋を作るには、なりたい仕上がりに合わせてコスメを使い分けるのがポイントです。
キラキララメ入りアイシャドウ編:ナチュラル涙袋
自然なアイメイクで涙袋をふっくら見せるには、アイシャドウの色で陰影をつけるのがベター。
キラキラしたラメの効果で、瞳がうるんだような自然な涙袋を作ることができます。
【おすすめアイシャドウカラー】
- 影色:暗めのラメなしブラウン
- 膨張色:ラメ入りホワイト/肌より明るめのベージュ、ピンク、ブラウン
【アイシャドウの塗り方】
- スキンケア後、ティッシュで目元を軽く押さえ水分と油分をオフする
- にっこりと笑顔を作り、盛り上がる部分の下にブラシで影色のアイシャドウを塗る
- 黒目の下のみもう1度なぞる
- にっこりと笑顔を作り、盛り上がる部分に膨張色のアイシャドウを塗る
- 黒目の下のみにもう1度のせる
はじめにしっかりとティッシュオフすることで、アイシャドウのノリや持ちがアップします。
また、膨張色は上まぶたのアイシャドウと同系色のカラーを使うのがコツ。
違和感なく、メイクがまとまって見える効果が期待できるでしょう。
指やチップを使って塗ることももちろん可能。
ただペンシルタイプのアイシャドウなら、細かい部分にも引きやすいのでおすすめです。
涙袋メイク初心者さんでも、アイシャドウで気軽に挑戦してみてください。
コンシーラー/アイライナー編:くっきり涙袋
涙袋をメイクでよりくっきりと見せるには、コンシーラーと二重用ライナーで凹凸を描くのが効果的。
ハイライト効果とブラウンカラーで、涙袋の陰影を強調できます。
- ふっくらさせたい部分にコンシーラーをのせる
- 指でコンシーラーのふちをぼかしていく
- にっこりと笑顔を作り、盛り上がる部分の下に二重ライナーで線を描く
- 綿棒でやさしくなぞって線をぼかす
→描いた線が完全には消えないように注意
一般的なアイライナーではなく、より薄めのブラウンカラーが特徴の二重用のライナーがおすすめ。
本来は二重幅を書き足すためのアイテムですが、涙袋の自然な影を作ることもできます。
自然に見せるには、目の両端まででなく黒目の下あたりを中心にラインを引くのがポイント。
影のラインを描いたあとに少しぼかすことで、よりなじみやすくなるでしょう。
コンシーラーとライナーを使ったメイクで、はっきりとした涙袋に見せましょう。
涙袋用テープ編:整形級涙袋
涙袋の皮ふ自体を立体的にさせたい方は、涙袋用テープを使うのを試してみましょう。
実際に皮ふにくぼみを作るので、どこから見てもぷっくりした涙袋を作ることができます。
テープを使う場合は、肌に負担がかかりにくい涙袋用テープがおすすめです。
専用のテープが手に入りにくい場合は、細く切った絆創膏やアイテープで代用もできます。
- スキンケア後ティッシュで目元を軽く押さえ、水分と油分をオフする
- にっこりと笑顔を作り、盛り上がる部分の下にアイライナーなどを引いて目印をつける
- 涙袋テープを台紙からはがし、目印に沿って目頭側に貼る
- 目頭側に貼ったテープを押さえながら、涙袋を少し持ち上げるようにして、目尻側に向かってテープを引っ張る
- テープを引っ張りながら涙袋のラインに食い込ませる
- 余分なテープをハサミでカットする
まずはじめに、目元の余分な水分、油分を取り除くことが重要。
少しでも水分、油分が残っていると、テープを貼ってもすぐに剥がれてしまいます。
最後にテープをカットする際は、目元を傷つけてしまわないよう細心の注意を払いましょう。
刃先の丸い眉切りハサミなどを使用するのが安全です。
よりしっかり印象づけたいなら、テープの上からアイシャドウなどを使って陰影を足すのもアリです。
涙袋テープを使いこなして、立体的な涙袋を作ってみてください。
ヒアルロン酸注入で涙袋を形成する
今すぐ立体的な涙袋を手に入れたい場合は、ヒアルロン酸注射を受けるのも1つの方法。
メイクを施さなくても、常にぷっくりとした涙袋を維持できます。
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC
→顔の組織になじみやすく表情に合わせた自然な仕上がりが可能 - ジュビダームビスタ®ボリューマXC
→ボリュームアップ効果と持続効果が高い - クレヴィエルプライム
→高濃度、高密度のヒアルロン酸であるため腫れなどが少ない など
涙袋へのヒアルロン酸注入は、約10分程度の短時間で施術が可能。
効果の持続性は、約半年から1年程度といわれています。
ヒアルロン酸の種類だけでなく注入量については、専門医に相談してみましょう。
ふっくらとした涙袋は、華やかなイメージになるだけでなく、小顔効果も期待できます。
理想的な涙袋を手に入れるためには、目元の筋肉のトレーニングをコツコツ続けるのが大切です。
【涙袋のトレーニング方法をおさらい!】
→朝昼晩の1日3回、1セットを実践するのが理想的
→トレーニング前には保湿成分配合の保湿クリームやアイクリームを使う
(ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなど)
【トレーニングの手順】
- 両目の目尻と目頭を2本指(ピースサイン)で押さえ、動かないよう固定する
- 目線だけ天井を見るように上げる
- 力を入れるよう意識して下まぶたをグッと上げる
→イメージはまぶしいときの表情 - 30回程度上げ下げを繰り返す(1分間)
- 目に力を入れてギュッと閉じてキープする(5秒間)
- 目を大きく開けてキープする(5秒間)
今すぐぷっくりとした涙袋がほしい方は、メイクで一時的に作るのもアリ。
仕上がりに合わせてコスメや道具を使い分けるのがポイントです。
トレーニングとメイクで、理想的な目元を手に入れてください。