「マスクのせいで化粧崩れがひどい、汚れる」を解決!崩れないマスクメイクとマスクの選び方

「マスクのせいで化粧崩れがひどい、汚れる」を解決!崩れないマスクメイクとマスクの選び方

外出時に手放せないマスクでの化粧崩れに悩んでいる方は多いはず。

「マスクの裏側にメイクがべっとりつくのが気になる…」
「メイク直しの時間が長くなってめんどう…」

こんな悩みを解消するために、この記事ではマスク着用時のメイクのコツを解説。

さらに、1日マスクメイクをキレイに保つメイクキープスプレーの選び方も紹介しています。

化粧崩れしにくいマスクの選び方マスク蒸れ対策まで、ぜひチェックしてみてください。

マスクでメイク崩れする主な原因は「摩擦と湿気」

そもそもマスクで化粧崩れしてしまう主な原因は、摩擦と湿気です。

原因特徴あてはまりやすい人
摩擦鼻の頭や口紅、頬骨など、部分的にメイクが取れやすい
  • マスクのサイズが合っていない
  • 頻繁につけ外ししたり、上下に動かしたりする
  • マスクをしたまま飲食をする
湿気頬や口回りなど、広範囲でメイクが崩れやすい
  • 長時間外にいることが多い
  • 代謝がよく、汗をかきやすい
  • マスクをつけたまま話す機会が多い

当然ながら、マスクと肌がこすれるとメイクが拭い取られて落ちてしまいます。

よくあるのが、マスクのサイズが顔と合っていないパターン。
つけ外しをしなくても、顔を動かすだけでメイクが落ちやすい状態になってしまいます。

また、マスク内がムレて高温多湿状態になるのもメイク崩れの一因。

呼吸に含まれる水分や汗が蒸気になって内側にこもり、毛穴を開かせたり、ベースメイクを浮かせたりします。

皮脂も出やすくなるため、テカリやベタつきを感じやすくなる可能性も高いです。

美肌everyday編集部

さらに、マスクに湿気が溜まると肌荒れの原因になりかねません。

アクネ菌が繁殖してニキビができやすくなったり、マスク着脱時の湿度差で乾燥肌になったりすることもあります。

マスクでの化粧崩れを防止するには、メイクのやり方や使うアイテムを工夫することがポイントです。

崩れないマスクメイクにするなら「キープスプレーをプラス」がおすすめ

手っ取り早く化粧崩れ対策したいなら、メイクキープスプレーを使用するのがおすすめ。

メイク後にミスト状のス美容成分をシュッと吹きかけることで、化粧崩れを防止してくれます。

スプレーを選ぶときは、肌質や悩みに合わせて選ぶと効果を実感しやすいでしょう。

肌質、悩み、仕上がりおすすめ成分
乾燥しやすい保湿効果が高い成分
→リピジュア、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン など
テカりやすい
ギトギトする
マットに仕上げたい
  • 皮脂吸着成分
    →アクリルポリマー、ベントナイトなど
    ※パッケージに「皮脂吸着、皮脂プルーフ成分」と記載されるもの
  • オイルフリータイプ
ツヤ肌に仕上げたい
  • パール成分
    →パール剤、オキシ塩化ビスマス、雲母チタなど
  • 保湿効果が高い成分
    →ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン など
汗をかきやすいウォータープルーフタイプ

(関連:保湿成分を類別に解説!本当に効果のあるおすすめ成分を肌質別にチェック

春~夏の気温が高くなる季節は、UVカットスプレークールタイプを選ぶのもおすすめです。

購入前に商品サイト、口コミサイトなどで成分や実際の使用感をチェックしてみてください。

【アイテム別】落ちないマスクメイクのコツ

マスクによる化粧崩れを防ぐには、崩れにくいメイクのコツをつかむのが大切です。

ベースメイク~メイク仕上げまで、アイテム別にメイクの順番に沿って解説していきます。

※タップ・クリックで詳細にスクロールします。

①下地、ファンデはムラなく薄塗り

【化粧崩れしないベースメイク手順】

化粧崩れしないベースメイク手順
  1. 適量を取る
  2. 指で両頬・額・鼻・顎の5点に置く
  3. 手のひらで矢印に沿って薄く伸ばしていく
  4. 余りを指で目元・口元に伸ばす
  5. 生え際・フェイスラインをぼかす
  6. 水分を含ませたスポンジで全体をやさしく叩き込む、スジを取る

ベースメイクはまんべんなく均等に塗ることが化粧崩れしないコツ。

ファンデーションは、肌への密着度が高いリキッドタイプがおすすめです。

加えて濡れスポンジを使用することで、全体をムラなく均等に塗り広げてくれます。

ニキビ跡やシミが気になる場合は、部分的にコンシーラーでカバーしましょう。

②チークは位置を意識、口紅はティッシュオフがカギ

【化粧崩れしないチークの手順】

化粧崩れしないチークの手順
  1. ニコッと笑い、頬が盛り上がる部分を確認する
  2. 1を基準に骨格に沿って内側→外側に塗る
  3. 2~3度重ね付けする

【化粧崩れしない口紅の手順】

化粧崩れしない口紅の手順
  1. リップクリームを塗る
  2. ティッシュオフする
  3. 口紅を塗る
  4. ティッシュオフする
  5. もう一度口紅を薄く塗る

マスクを着用するとチークがすべて隠れてしまうときは、普段よりやや高めに塗ってもOK

頬骨より高めの位置、斜め45度」を目安にしてください。
チークがマスクからのぞくことで、血色感が出て華やかな印象になります。

リップメイクは、塗る前後にティッシュオフして余計な油分を落すのがポイント。
唇に密着しやすくなり、マスクへの色移りを防止できます。

美肌everyday編集部

マスクに色移りしやすい方は、マット系ティントを使うのがおすすめです。

仕上げはスプレーやミストでメイクキープ

【化粧崩れしないスプレー、ミストの手順】

化粧崩れしないスプレー、ミストの手順
  1. 目を閉じて20cm離したところからスプレーを振る
  2. 場所をズラしながら4~5回プッシュ
    (※アイテム毎に適量を確認)
  3. 最後にやさしくハンドプレス

化粧崩れ防止には、仕上げにメイクキープスプレーやミストを吹きかけるのがおすすめ。

最後に保湿することでメイクの密着度を上げるだけでなく、乾燥による化粧崩れ予防も期待できます。

目を閉じて全体に吹きかけたあとは、メイクが崩れない程度にやさしくハンドプレスしましょう。

摩擦崩れ防止にはサイズの合うマスク着用がカギ

摩擦による化粧崩れには、自分に合ったサイズのマスクをつけることが必要不可欠。

先述の通り、サイズの合わないマスクは摩擦回数が増えてしまいます。
化粧崩れ予防には、マスク選びが重要です。

マスクサイズの測り方は下記を参考にしてください。

自分に合うマスクの選び方

自分に合うマスクサイズの測り方
  1. 親指と人差し指でL字型を作る
  2. 耳の付け根の1番上の部分に親指を添える
    鼻の付け根の1cm下あたりに人差し指を添える
  3. 親指~人差し指までの長さを測る

サイズ参考表

9cm~11cm子供用サイズ
10.5cm~12.5cm小さめサイズ(女性用サイズ)
12cm~14.5cm普通サイズ
14cm以上大きめサイズ

また、サイズだけでなく「上下を正しくつける」「必要以上に動かさない」といった行動を心がけましょう。

湿気による化粧崩れは「ベビーパウダーとティッシュ」で対処

マスク内のムレによる化粧崩れ防止には、化粧後にベビーパウダーを軽くはたくのが効果的。

ベビーパウダーは水分を吸収する効果があるため、内側の湿気を取り除き化粧崩れを防止します。

粉タイプと固形タイプがありますが、持ち歩きには固形タイプが便利。
持ち歩きサイズなら、ドラッグストアで300円前後で購入可能です。

ベビーパウダーをはたいて湿気対策

ベビーパウダーを使った湿気対策方法
  1. ベビーパウダーをパフに少量とる
  2. マスクと肌が触れる面に軽くはたく
  3. 3時間に1回を目安につけなおす

また、湿気でマスク内が濡れたらこまめにティッシュでこまめに拭き取るのも大切。

マスク内を清潔に保つことで、化粧崩れだけでなく肌荒れ防止にも繋がります。

お手洗いのタイミングなどを目安に拭き取ってあげるといいでしょう。

マスクで化粧が崩れる原因は主に摩擦と湿気。

崩れ対策には、メイクのポイントを抑える、正しいサイズのマスクを着けるのが大切です。

化粧崩れしないメイク方法

アイテムポイント詳しい手順
ベースメイク
(下地、ファンデ)
  • 全体にまんべんなく、薄く塗る
  • 濡れスポンジで仕上げる
詳しい手順はこちら
チーク
  • マスクから見えるやや高い位置に塗る
詳しい手順はこちら
口紅、グロス
  • ティッシュオフしながら重ねて密着度を上げる
詳しい手順はこちら
スプレー
  • 全体に吹きかけてハンドプレス
詳しい手順はこちら

正しいマスクサイズの測り方(摩擦防止)

  1. 親指と人差し指でL字型を作る
  2. 耳の付け根の1番上の部分に親指を添える
    鼻の付け根の1cm下あたりに人差し指を添える
  3. 親指~人差し指までの長さを測る

マスクサイズの測り方をイラスト付きで確認する

ムレによる化粧崩れの対処法

  1. ベビーパウダーをパフに少量とる
  2. マスクと肌が触れる面に軽くはたく
  3. 3時間に1回を目安につけなおす

ムレによる化粧崩れの対処法を詳しく確認する

マスクを外して外出できるときまで、崩れを最小限に抑えながらメイクを楽しみましょう!