顔のパーツの中で、40%以上の女性が悩みを抱えているのが「眉」。
眉の形やバランスを気にする方は、意外と多いといわれています※。
(※参考:リサーチリサーチ)
顔の印象を左右する大切なパーツなので、メイクでもアイブロウは欠かせません。
理想的な形やバランスに整えるなら、仕上がりに合わせてタイプを使い分けるのが大切です。
この記事では、アイブロウの種類と選び方を詳しく解説。
さらに、アイブロウのタイプ別に基本的な眉毛の描き方も紹介しています。
「いまいち眉メイクがキマらない…」という方は、ぜひチェックしてみてください。
Contents
アイブロウとは?種類と特徴
冒頭の通り、そもそもアイブロウとは眉毛を整えるための化粧品。
眉毛が生えていない部分に描き足したり、眉毛に色を付け足したりして眉の印象を変えるのに役立ちます。
アイブロウはテクスチャーによって、大きく6タイプに分けられます。
種類 | 特徴 |
---|---|
ペンシルタイプ | 鉛筆のような形状で、鉛筆で描く感覚で眉毛を1本ずつ書き足せる |
パウダータイプ | 筆にパウダーをつけて使うタイプで、「ぼかし」や「ふんわり感」を出しやすい |
リキッドタイプ | 筆ペンのような形状で水や皮脂に強く、色味が薄い |
マスカラタイプ | 眉毛に色を付け足したり、毛の流れを整えてツヤを出したりできる |
ティントタイプ | 他タイプよりもメイクが消えにくく、効果が持続しやすい (3日〜7日ほど効果が持続) |
オーソドックスなアイブロウが、鉛筆感覚で使える「ペンシルタイプ」。
その他にも独特のぼかし感を出せる「パウダータイプ」や、皮脂に強く落ちづらい「リキッドタイプ」もあります。
マスカラタイプのアイブロウなら、眉毛染めをすることなく手軽に眉毛をカラーチェンジできるので便利です。
求める仕上がりに合わせてタイプを使い分けるのが、理想的な眉メイクを完成させるカギになるでしょう。
【初心者におすすめ】アイブロウの選び方2つのポイント
アイブロウはタイプごとで特徴が違い、カラーバリエーションも豊富。
はじめてアイブロウを購入する方は、どれを選べば良いか迷ってしまうでしょう。
そんなアイブロウ初心者の方は、次の2つの項目を意識して自分にマッチするアイブロウを選んでください。
タイプ:仕上がりや自眉に合わせる
自眉に合わせたり、シーン別に使い分けたりしたい場合は、アイブロウのテクスチャーに注目。
アイブロウはタイプによって特徴に違いがあるので、仕上がりや適した眉も変わってきます。
あなたの眉質と求める仕上がり、落ちにくさから、どのタイプのアイブロウにするか決めていきましょう。
種類 | 仕上がり | 落ちにくさ | 適している眉 |
---|---|---|---|
ペンシルタイプ | しっかり眉毛を整えられ、キリッとした眉毛を形作れる | ◯ |
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パウダータイプ | ふんわりしたナチュラルな眉が作れる | △ |
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リキッドタイプ | 滑らかに眉を描くことができ、淡い発色なので自然な仕上がりにできる | ◯ |
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マスカラタイプ | 眉に色を加えて、髪色との統一感を出せる | △ |
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ティントタイプ | 眉毛の地肌を染めるので、すっぴんでも眉毛が整っている | ◎ |
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眉毛が薄い方や眉を剃っている方には、王道のペンシルタイプがおすすめ。
眉を一本一本書き足すことができ発色が良いので、しっかりと眉を形作れます。
眉毛がしっかり生えている方に適しているのが、ふんわり仕上がるパウダータイプ。
眉からはみ出してもぼかしやすいので、初心者の方にも使いやすいでしょう。
眉毛の毛量が多いなら、毛の流れを作ってツヤを表現しやすいマスカラタイプがベター。
逆に眉の形のちょっとした調整やリキッドタイプがおすすめです。
他のアイブロウで整えた眉の仕上げにも活用できます。
ティントタイプのアイブロウは、忙しくてメイクの時間がない方にぴったり。
1度塗っておけば3日〜7日ほど持続するので、しばらくメイク時にアイブロウを使う必要がなくなります。
またすっぴん状態でも眉毛が整っているので、すっぴんに自信が持てるのもメリットです。
色:髪色に合わせてカラーを選ぶ
垢抜けた印象になりたいなら、アイブロウのカラーを髪色に合わせるのがポイントです。
髪色より暗すぎたり明るすぎたりすると、眉だけ浮いて見えかねません。
下記を参考に、髪色よりもワントーン明るい色を選んでみてください。
- 黒髪⇒グレイ、ダークブラウン
- 茶髪⇒明るいブラウン、赤みのあるブラウン
- 金髪⇒ベージュ
- 赤、ピンク⇒モカブラウン、ピンクブラウン
ヘアカラーとアイブロウの色を同系色にすることで、メイクに統一感を出せるでしょう。
「眉色はそのままに、毛の流れを整えてツヤを出したい」という黒髪の方には、透明なアイブロウマスカラがおすすめです。
透明タイプは、眉にツヤや立体感を出すための眉マスカラ。
ウェットなヘアスタイルの方なら、ヘアスタイルと眉の質感に統一感が出るのでおすすめです。
カラーアイブロウのノリを良くする役割もあるので、色をつけたいときは下地としても役立ちます。
【タイプ別】アイブロウの書き方・使い方
ここからは、アイブロウのタイプ別に基本的な眉毛の描き方を解説していきます。
眉を書き足す際は、どのタイプも毛の流れに沿って描くことがポイントです。
またアイブロウが落ちやすい場合は、フェイスパウダーをのせて余分な皮脂汚れを取り除くと良いでしょう。
ファンデーションが付着している場合は、スクリューブラシで落としておくと眉に密着しやすくなります。
「アイブロウペンシルの上からパウダーやリキッドをのせる」など、別タイプを併用するのもおすすめです。
ツヤ感を出したい時はマスカラを最後に重ねると良いでしょう。
上手な眉メイクを完成させるコツ6つ
理想的な眉メイクをするなら、太さや描き順などのポイントを押さえることが大切です。
以下6つのポイントを意識することで、バランスの取れた綺麗な眉を作りやすくなります。
①目にあった眉の太さにする
切れ目の人の眉の太さは、目の2分の1ほどが目安に描きましょう。
目が大きい人の眉の太さは、目の3分の2ほどが目安です。
②形の黄金比を意識する
下記を参考に「黄金比」を心がけると、バランスの取れた眉の形にできます。
- 眉頭と眉尻の高さをそろえる
- 眉頭は小鼻の延長線、またはやや内側にもってくる
- 眉山は黒目の外側から目尻の間に作る
- 眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上までにする
③眉の下ラインを綺麗に書く
眉下のラインがボケていると、眉がボサボサした印象になります。
眉下のラインは、ペンシルやリキッドでしっかり描くようにしましょう。
④眉尻は細くする
太眉の場合でも、眉尻をキュッと細く書くことで綺麗な仕上がりになります。
⑤グラデーションを意識する
「眉頭は薄く、眉尻を濃く」してグラデーションを出すことで立体感が生まれます。
⑥利き手とは反対側の眉から書く
利き手と反対の眉から整えることで、左右対称に眉を整えられます。
眉を書く際は、目の大きさにあった太さや黄金比に沿った形作りが大切。
目と眉のバランスを意識するだけで、あなたの顔にマッチする眉毛を作りやすくなります。
加えて眉下のラインや眉尻の書き方も、眉を綺麗に仕上げるためのポイント。
グラデーションを意識すれば立体感も生まれ、パッチリした目元を印象づけられるでしょう。
眉を描くときに左右でバランスが崩れてしまう方は、利き手とは反対側の眉からメイクするのがコツ。
描きにくい反対側の眉からメイクをして、最後にメイクがしやすい利き手側の眉を整えるとバランスが取りやすいでしょう。
アイブロウを使うのが苦手…という方は、上記のコツを意識してみてください。
眉の形や濃さを整えて顔の印象を大きく変えるアイブロウは、タイプ別に選ぶのが大切です。
さらに眉毛を描くときのコツを押さえておくと、理想的な仕上がりに近づけるでしょう。
【アイブロウの選び方】
①《タイプ》仕上がりや自眉に合わせる
- ペンシルタイプ:眉毛が薄い
- パウダータイプ:初心者、眉毛がしっかり変えている
- マスカラタイプ:眉毛の毛量が多い
- リキッドタイプ:眉の形の調整、他タイプとの併用
- ティントタイプ:メイクを時短したい、まだらな眉
②《色》髪色に合わせてカラーを選ぶ
- 黒髪⇒グレイ、ダークブラウン
- 茶髪⇒明るいブラウン、赤みのあるブラウン
- 金髪⇒ベージュ
- 赤、ピンク⇒モカブラウン、ピンクブラウン
【タイプ別!アイブロウを使った眉の描き方】
【アイブロウメイクのポイント】
- 自眉の毛の流れに沿って描き足す
- アイブロウが落ちやすい場合の対処法
→フェイスパウダーをのせて皮脂を抑える
→別のタイプのアイブロウを併用する - 理想的な眉ラインを作るコツ
→①目にあった眉の太さにする
→②形の黄金比を意識する
→③眉の下ラインを綺麗に書く
→④眉尻は細くする
→⑤グラデーションを意識する
→⑥利き手とは反対側の眉から書く
自分に合ったアイブロウを使いこなして、理想的なイメージを手に入れましょう。