- 痛くてメイクが上手くできない
- 目立って嫌だ
- 邪魔でお手入れができない
- かゆくてムズムズする
眉毛にできてしまったニキビは厄介です。
ピンポイントですが1度はできたことがある人も多いのではないでしょうか?
また、できてもケアの方法がわからず放置している人が多いはず。
しかし眉毛ニキビができるのはたまたまではなく、ハッキリとした原因があります。
悪化やくり返しを防ぐためにも、原因を知って正しくケアすることが大切です。
今回は眉毛ニキビの原因と治し方について解説していきます。
Contents
治らない眉毛ニキビの原因5つ
- 皮脂の分泌量が多い
- メイクをしっかり落とせていない
- 洗顔料・シャンプー・リンスのすすぎ残し
- お手入れで眉を刺激している
- 前髪で眉を刺激している
眉毛にニキビができてしまう原因は大きく分けて上記の5つです。
思い当たる原因がないかチェックしてみてください。
原因①皮脂の分泌が盛んになっている
特に皮脂が出やすい思春期のとき、眉毛によくニキビができた覚えのある方は多いのではないでしょうか。
眉毛や眉間は、顔の中でも特に皮脂が出やすい場所です。
鼻やおでこなどと同じTゾーンに含まれています。
皮脂が出やすいということは、毛穴に皮脂が詰まりやすいということです。
皮脂を多くしている原因は主に下記の4つが考えられます。
- 乾燥
- 食生活の乱れ
- ストレス
- 睡眠不足
具体的にどういう人のことかというと
- スキンケアはパパッとてきとーに終わらせている
- 脂っこい食べ物ばっかり食べている・野菜がキライ
- 仕事や人間関係が上手くいかずモヤモヤしている
- 睡眠時間が足りない・ぐっすり眠れていない
上記のような人が当てはまります。
これらに当てはまりよく眉毛にニキビができる人は、皮脂の分泌量が多くなっている可能性が高いと言えます。
原因②メイクをしっかり落とせていない
メイクが眉の毛穴の中につまってニキビになってしまうことも多くあります。
クレンジングをしっかりできていないと眉毛のニキビの原因になってしまいます。
アイメイクや口元のメイクはしっかり落としても、眉メイクを重点的に落としている人は少ないです。
眉は毛が密集しているので、意外とメイクが毛に引っかかって落としにくい場所です。
目や口と同じように、眉毛もメイクをしたらしっかりと落とすように意識しましょう。
原因③洗顔料・シャンプー・リンスのすすぎ残し
眉毛は毛が多いためすすぎ残しが起きやすい部位でもあります。
メイクが落としにくいのと同じです。
泡が落ちたように見えても、毛にはまだ洗顔料やシャンプーの成分が引っかかっている可能性が高いです。
毛穴につまったすすぎ残しは、雑菌を増やす原因になります。
髪の毛と同じようにしっかりとすすぎ、きれいに洗い流すように心がけましょう。
原因④眉毛のお手入れで肌を刺激している
眉毛は抜いても剃っても次々新しい毛が生えてきます。
ブツブツと黒ゴマのように見た目も悪いので、頻繁にお手入れをしている人も多いと思います。
見栄えをよくするためには欠かせない眉毛のお手入れですが、これも眉ニキビの大きな原因です。
- 毛抜きで抜く
- カミソリで剃る
- ハサミでカットする
- 電気シェーバーを使う
眉毛のお手入れ方法としては、だいたいこの4つがあげられます。
4つの中で、毛抜きとカミソリでお手入れしている人は注意しましょう。
まず毛抜きですが、毛を抜いた毛穴はぽっかりと穴が空いた状態になります。
こうなった毛穴には雑菌が入りやすくなります。雑菌が溜まることで炎症が起きてニキビになってしまいます。
次にカミソリですが、カミソリは毛と一緒に肌の表面を削ってしまいます。
これが乾燥やバリア機能の低下につながり、ニキビになってしまうのです。
肌にやさしいのはハサミか電気シェーバーです。
できるだけ肌に負担をかけずにお手入れをするなら、どちらかを選ぶのがおすすめです。
原因⑤前髪が眉毛を刺激している
目の当たりまで前髪がある人も多いと思います。
しかし、前髪は外気と触れているので雑菌が付きやすいです。
前髪についた雑菌が眉毛に触れることで、眉毛に雑菌が繁殖してニキビができやすくなります。
まだ炎症していない白ニキビでも、雑菌がつくことで赤く腫れたニキビに悪化してしまうので注意しましょう。
塗り薬+スキンケアで眉ニキビを早く治す!
「眉ニキビをできるだけ早く治したい!」
そんなときはスキンケアで眉ニキビをケアするのが1番効果的です。
ただしすでに眉ニキビが腫れてしまっていたり黄色い膿がたまっている炎症を起こしている場合スキンケア+塗り薬のコンビで使うとより早くニキビケアすることができます。
まだプツプツとした赤ちゃんニキビ(さわっても痛くないニキビ)や、炎症を起こす前のニキビはスキンケアを気を付けるだけでかなり良くなります。
以下では眉ニキビにおすすめの市販薬と、正しいスキンケアについて紹介していきます。
炎症がでているときは、塗り薬でニキビの炎症を抑える
眉ニキビが腫れてしまっていたり、炎症を起こして黄色い膿がたまってしまっている場合、まず市販薬を使いましょう。
塗り薬は炎症を抑えるために作られています。炎症がおさまればニキビは治るので効果的です。
※ただし市販薬は肌への刺激も強いです。炎症が治まったら使用はすぐにやめましょう。
ここでは眉ニキビにおすすの市販薬を2つほど紹介します。どちらも近くの薬局で手に入れることができます。
おすすめ商品PICK UP!
ペアアクネクリームW
価格:950円(14g)/1,450円(24g)
Wの有効成分が、できてしまったニキビの炎症をすばやく鎮めてくれます。
スーッと伸びてベタつかないので、塗った上からメイクができるのも◎。
肌と同じ弱酸性なので、デリケートな敏感肌・乾燥肌の人も安心して使えます。
アクネス25 メディカルクリームc
価格:1,296円(16g)
大人ニキビのケアのために作られた塗り薬です。
有効成分がニキビの根本までしっかりアプローチしてアクネ菌を撃退してくれます。
無香料・無着色で肌に優しい上、うるおい成分も入っているので乾燥しやすい人も安心です。
スキンケアで眉ニキビの繰り返しを予防
プツプツした白ニキビはスキンケアを見直すだけでだいぶ良くなります。
また、塗り薬でニキビが治ったからと放置しているとまたすぐに新しいニキビができてしまいます。
(塗り薬は炎症を抑えることはできますが、ニキビの予防はできません。)
ニキビが繰り返さないようにするためには、正しいスキンケアをすることが大切です。
- クレンジング
- 洗顔
- 保湿
眉ニキビのスキンケアで大切なのはこの3つです。
それぞれどのような点に気をつければいいのかを紹介します。
クレンジングでメイクをしっかり落とす
毛穴にメイクが残らないように、クレンジングはしっかりと行いましょう。
難しいことはなく、やさしく眉毛の上をクルクルするだけで大丈夫です。
クレンジングにはオイル・ジェル・クリーム・水などいろいろなタイプのクレンジングがあります。
この中でもオイルが少ないジェルタイプや水タイプのものを選びましょう。
特にジェルタイプは摩擦が起きにくいので1番おすすめです。
オイルタイプはメイク落ちはいいですが、皮脂の増加につながるのであまりおすすめできません。
テクスチャーが薄く、摩擦が起きやすいのも難点です。
洗顔で毛穴の奥までスッキリ洗う
洗顔では、毛穴の奥の雑菌や汚れもしっかりと洗い流せるものを選ぶことがポイントです。
洗浄成分をできるだけ毛穴の奥に届けるためにも、成分が小さくされているものを選びましょう。
「ナノ化」や「超微細」などと書かれているものがおすすめです。
また、洗浄成分にも注目しましょう。
ニキビがあるときにおすすめなのが”クレイ洗顔”です。
クレイ(泥)粒子が毛穴の汚れを吸いとってくれるのでとても肌にやさしいです。
一方、注意したいのが石油系の合成界面活性剤が入っているもの。
洗浄力が強すぎて乾燥の原因になります。肌に必要なうるおい成分まで洗い流してしまいます。
市販の洗顔料だとかなりの確率で入っているので必ずチェックするようにしてください。
毎日クレンジングと洗顔をするのは、お肌の負担も大きくなります。
メイクと毛穴汚れをしっかりと落とせるものであれば、W洗顔不要の商品を選ぶのもおすすめです。
◎眉ニキビのケアなら「セラムデューアクネクレンズ」がおすすめ!
眉毛にニキビができやすい人におすすめしたいクレンジング・洗顔が「セラムデューアクネクレンズ」です。
オイルフリーのクレンジングなので、皮脂の出やすい眉のケアにもってこいの商品。
アミノ酸の力で、毛穴の奥の汚れまでしっかり洗浄してくれます。
これ1本でクレンジングと洗顔ができるので、眉ニキビへの負担も少なくできるんですね。
抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムも入っているので、眉ニキビの炎症をケアしつつクレンジングができます。
初回は化粧水付きで2,300円で使えるのでとてもお得で、通常だと4,600円なのでなんと半額で試せます。
保湿で毛穴にうるおいをたっぷり入れる
クレンジングと洗顔できれいな毛穴を作ったら、保湿ケアで毛穴にフタをしてあげましょう。
毛穴にたっぷりと水分を入れることで、汚れや雑菌が入るスペースを埋めてあげるイメージです。
肌が潤っていれば、乾燥による皮脂の分泌を抑えることができます。
皮脂が増えなければアクネ菌も増えないので、ニキビ対策に効果があります。
化粧水も「ナノ化」や「加水分解」などと書かれているものがおすすめです。
成分が小さくされているので、毛穴の奥までしっかりと水分を届けてくれます。
保湿成分にもいろいろありますが、ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンは有名な高保湿成分なので、これらが入っているかチェックしましょう。
◎「パルクレールジェル」楽ちんにニキビケアと保湿ができる!
洗顔後これ1つで化粧水からクリームまでの役割を補ってくれる「パルクレールジェル」。
加水分解ヒアルロン酸やコラーゲンなど小さくされた保湿成分で、肌の奥まで潤いを与えてぷるぷるにしてくれます。
潤いたっぷりになることで、眉の皮脂の分泌が抑えられるのでニキビを予防できるんですね。
またアラントインという抗炎症成分が入っているので、できてしまった眉毛ニキビのケアにも効果的です。
これ1つでニキビケアも保湿もできるので、めんどくさがりの人やお仕事が忙しい人には特におすすめです。
初回4,980円と少し高めですが、永久の返金保証がついているので試してみて損することはありません。
スキンケア以外で眉ニキビを治すために気をつけたいポイント7選
①眉メイクのアイテム選びを変える
眉メイクのアイテムにはペンシル・リキッド・パウダー・マスカラなどいろいろなタイプがありますが、眉毛にニキビがあるときは、パウダータイプのアイブロウがおすすめです。
パウダータイプは、他のタイプのものよりも肌を刺激せずに眉を描けます。
またオイルが少ないので、アクネ菌の増加を防ぐことも可能です。
マスカラタイプのものは使っても大丈夫ですが、マスカラが肌につかないように気をつけましょう。
反対に使うのを避けたいのが、ペンシルタイプとリキッドタイプです。
ペンシルタイプは、描くときに肌に摩擦が起きやすいのでおすすめできません。
リキッドタイプはオイルが多く入っているので、皮脂が増えてニキビの悪化につながります。
眉ニキビを悪化させないためにもアイブロウの種類にも気を使うことが大切です。
②眉毛のお手入れをなるべく控える
ニキビができているときは眉毛のお手入れは控えるようにしましょう。
少々見た目が悪くなってしまうかもしれませんが、ニキビが悪化したほうが目立ちます。
ニキビが治るまでは、できるだけ眉に刺激を与えないことが1番です。
とはいえ、「あまりにもボサボサな眉で出歩くのは気が引ける…」という方は、ハサミや電気シェーバーで毛先だけカットするくらいなら大丈夫です。
ハサミやシェーバーがニキビに触れないように慎重に行いましょう。
お手入れ後は化粧水でしっかり保湿してあげることも大切です。
③前髪がかからないようにする
前髪が眉毛にかかっていると、なかなかニキビが治らなくなってしまいます。
ニキビに触れないように、前髪はできるだけピンで止めるかゴムで結ぶようにしましょう。
「外出中は前髪をあげるのは嫌だ」という方は、家にいるときだけでもしっかりとおでこを出すだけで全然変わってきます。
④お風呂のとき、洗顔は最後にする
眉は毛が密集しているため、シャンプーやリンスのすすぎ残しが起きやすい部位だと言いました。
なるべくすすぎ残しをしないためには、「頭→体→顔」の順で洗うのがベストです。
いつも顔のあとに頭を洗っている人は意識して順番を変えてみてください。
⑤脂っこい食事を控える
脂っこいものを食べていると、体の中の脂が増えて肌まで脂っこくなります。
いくらスキンケアをしていても、内側から皮脂が溢れ出ていては意味がありません。
できてしまったニキビを悪化させないためには、食生活にも気を配ることが大切です。
皮脂を減らすために積極的にとりたいのがビタミンB2です。
皮脂の分泌を抑える効果があります。
- 豚肉
- 大豆製品
- 卵
- 乳製品
- まぐろ
- かつお
上記がビタミンB2が豊富に含まれている食品です。
積極的に食べるように心がけてみてください。
「いろいろな食品を食べるのはめんどくさい!」という人は、”チョコラBB”などのビタミン剤を飲むのもおすすめです。
簡単に確実にビタミンB2を補うことができます。
⑥ストレスはこまめに発散する
学校・仕事・人間関係など、いろいろなところでストレスを感じますね。
このストレスも皮脂を増やす原因です。
「なんでストレスで皮脂?」という感じですが、ストレスはホルモンバランスを崩します。
皮脂の分泌を盛んにする男性ホルモンが増えてしまいます。
とはいえストレスを感じないようにするのはかなり難しいので、溜め込まずにこまめに発散するのがおすすめです。
- 軽く運動する
- ゆっくりお風呂に浸かる
- アロマをたく
など、自分なりに心が落ち着きスッキリすることを見つけましょう。
暴飲暴食だけはニキビが悪化するのでやめましょう。
眉ニキビで頭痛が起きる?どっちもストレスが原因なだけ!
眉ニキビが頭痛の原因になるという噂がありますが、ニキビと頭痛には直接的な関係はありません。
ただ、ニキビに悩んでいることに対するストレスが頭痛を引き起こすことはあります。
ニキビも頭痛も原因は同じストレスであるということです。
ニキビができてもあまり気にしすぎないようにしましょう。
⑦時間は少なくてもぐっすり眠る
睡眠不足もホルモンバランスを乱します。
ストレスと同じく、皮脂の分泌を盛んにする男性ホルモンを増やす要因です。
睡眠というと時間を気にする人が多いですが、それよりもどれだけぐっすりと眠るかのほうが大切。
ダラダラ長時間寝るよりも、短い時間でもぐっすり眠ることで肌の調子はよくなります。
- 寝る3時間前までに食事は済ます
- 1時間前までにお風呂に入る
- 寝る直前までスマホやパソコンを見るのをやめる
まずは寝る前のこの3点に気をつけることからはじめましょう。
質の良い睡眠をとることで、朝の目覚めもスッキリするはずです。
まずは”塗り薬+スキンケア”ですばやく眉ニキビを治そう!
- 塗り薬ですばやく眉ニキビの炎症を抑える
- クレンジング・洗顔・保湿できれいな毛穴を保つ
- メイクやお手入れなどでニキビを刺激をしない
- 食事や睡眠などにも気を配る
以上が眉ニキビができたときに気をつけたいポイント。
眉ニキビができてしまったら、まずは塗り薬とスキンケアですばやくケアすることが効果的です。
悪化しやすいと言われていますが、このコンビならひどくなる前に眉ニキビを治すことができます。
また、ニキビに刺激を与えないことと体の皮脂を減らすことも大切です。
メイク・食事・ストレス・睡眠などにも気を配り、眉ニキビの繰り返しを予防していきましょう。